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2011年03月

若かった俺が、多数のおっぱいを見て、じっとしてられるはずが無いのは想像に難くないだろうが、お察しの通り、またもやATフィールドが全開になっていた。もちろん、下の方のそれだ。
しかし、どうしていいか分からない俺は、ただひたすらにビールを飲み、揺れるおっぱいを見続けていた。無数の揺れるおっぱいは俺の欲望をかき立て、欲情を煽るが、俺にはどうしていいか分からない。何しろ初ゴーゴーバーだ。
そうやってATフィールド全開のまま、ビールを片手にぼーっとしている俺に、一人のウェイトレスが話しかけて来た。

「女の子、呼ぶ?」

そう、ゴーゴーバーのシステムは、揺れるおっぱいを眺めながら、気に入ったおっぱい、いや、女の子を隣に呼んで話をする事が出来るのだ。
それが分かった俺は、とりあえず女の子を適当に呼んでもらい、横に座ってもらった。

これが初めてタイ人の女性とゆっくり話す機会だったのだが、タイ語を話せない俺は、つたない英語での会話を試みる。しかし、俺のつたない英語力では会話が続かない。
何しろ、向こうが話している事が全く理解出来ないのだ。
プーケットにいるタイ人は、なぜか英語が達者だ。
推測するに、バカンス目的の白人のおにーちゃんか、リアイア目的のどうしようもない白人のおじいさんが主な顧客だから、その中でしっかりと稼ごうとすると、自然に英語が身に付くのだろう。

と、どうでもいいまじめな事を、隣に座った女の子のおっぱいをガン見しながら考えていた俺だったが、その後は女の子が急に積極的に動き出した。
いつまで経っても話が進展しない俺との会話に業を煮やしたのだろう。

横にちょこんと座っていた女の子は、急に俺の首に腕をまわし、俺と正面に向かい合うように俺の膝の上に座った。
アドレナリン全開の俺の股間もやはりATフィールド全開となっていた。

話を元に戻そう。
強引に日本語で何かを伝えようとする際には、かならずジェスチャーを伴わせる事を忘れてはいけない。何かを伝えようとしている態度と、ジェスチャーにはその気持ちが何かしら反映されるので、相手はそこから何かの意図を汲み取ろうとするからだ。
何語であっても、このルールは共通だろう。
なので、ある意味ではこの強引なおじさんの注文方法も間違っているとは言えない。

さて、どうでもいい話から、さらに話を戻そう。
俺の手元にビールが運ばれて来た。タイで最も有名なビール、シンハービールだ。
タイ語ではビアシンというが、それも最近になって知った。
そんなビール片手に、目の前のステージでは水着姿の女の子達が怠惰なダンスを披露し続けている。
俺はどこでその区切りが来るのか分からないままに、そのステージを直視出来ずにいた。

すると、さらに直視しづらい出来事が起きた。

なんと、ステージで踊っていた女の子達が水着をはぎ取り、豊満なおっぱいをあらわにしたのだ。
ゴーゴーバーとはそのような場所だと知ったのは帰国後だが、突如として目の前に出現した無数のおっぱいに俺は興奮を隠せないでいた。
その時のステージには10人程が踊っていただろうか。つまり、ステージの上では20個のおっぱいが怠惰な踊りのリズムに合わせて揺れているのだ。
言葉に言い表すのが難しいが、「揺れるおっぱいワールド」とでも名付けるとイメージしやすいかもしれない。

そんな光景は日本ではあまりお目にかかれない。日本でもいろんな経験はしたが、この手の店で一番印象に残っているのは、上野にあった「ショムニ」という店だ。
ここはキャバクラにさえ行った事が無かった俺が、ボスに連れられて初めて風俗を経験した店だ。
このエピソードはなかなかに楽しいので、いつか時間を取ってお話したいと思う。

そうして俺は、20個の揺れるおっぱいを肴に、煽るようにビールを飲んだ。

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