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2011年05月

アンがぐったりして休んでいる。一戦終えた直後なので、二人とも素っ裸なのは想像に難くないだろう。
二人で何ともまったりした余韻を味わっている。この瞬間は、世間的には後戯と呼ばれる範囲に含まれるだろう。

これよりも後で知った事だが、スパンには大きく分けて3つの段階が存在する。
一つ目は「前戯」、二つ目は「メインスパン」、三つ目は「後戯」だ。
もちろん、二つ目の「メインスパン」が全ての男性の目的ではあるが、その前にある「前戯」とその後にある「後戯」も重要な要素でである。
「前戯」はメインスパンをより気持ちよく行う為の準備運動である。
激しい運動を行う前には準備運動を行わなくてはならないのと同じであり、また素晴らしい映画にはクライマックスの前の序章があるのと同じだ。

ここで、スパン道の教えの中から、その一節をご紹介しよう。

「前戯を欠いては未達に結す」

つまり、前戯を行わずして女性をクライマックスに導く事は容易ではないという事だ。
もちろん、女性が愛情に溢れていてそのようなシチュエーションにおいても最大限の包容力と優しさを持ち合わせているような素晴らしい女性であれば、本気かどうかは別にして男性に満足感を与える事が出来るかも知れない。つまり、女性が「絶頂に達したという演技」を行うという事だ。

そしてまた「後戯」もよくよく考慮すべき事項である。
「後戯」とは、激しい運動の後のクールダウンの時間であり、映画に例えるとクライマックス後のエンディングである。
クライマックスでいくら盛り上がったとしても、エンディングがしょぼい映画は二度と見たくないと思うだろう。
しかし、世の中の男性の中にはそのエンディングを軽視している方が多いと聞く。

ここでも、スパン道の教えの中から、その一節をご紹介しよう。

「後戯無くして扉開かず」

つまり、後戯がないスパンでは、女性が男性に対して心を開く事は無いだろうという事だ。
「そんなことはない」という男性の声が聞こえてきそうだが、素晴らしい快感を得られたメインスパンの直後に女性がテレビのスイッチを入れてバラエティ番組を見て大笑いし始めたら、あなたはどう思うだろう?
スパンの余韻に浸る事もなく、スパンしていた事も忘れてバラエティ番組に夢中になっている女の子と、またスパンしたいと思う事が出来るだろうか。
スパンスパン王子のスパン道では、前戯のテクニックよりも後戯のテクニックを重視している。
前戯とメインスパンがそこそこに終わってしまったとしても、後戯次第ではリカバリーする事が出来るからだ。

では、後戯とはどのような内容を指すのか。
後戯とはつまり「女性に安らぎを与える」事である。
具体的な手段は色々あるだろうが、ここではやってはいけない事を書いておこう。

■後戯中禁止事項
 ・テレビを見る
 ・すぐに煙草を吸う
 ・すぐに服を着る
 ・相手の女性より先に寝る
 ・「気持ちよかった?」と何度も聞く
 ・相手の女性の体にベタベタ触る

とにかく、相手の女性が余韻に浸る時間を用意する事だ。
もちろん、余韻に浸るようなスパンが出来なかった場合にはその限りではないが、相手の女性が「この人とのスパンは気持ちいいんだ」と思えば、それはすなわち次のスパンへと繋がるだろう。

こんな偉そうな事を言っているが、その背景には多くの失敗があった事を書き添えておこう。
俺はタバコは吸わないが、スパン後に疲れ果ててすぐに寝てしまった事がある。
その時は、相手の女性は文句も言わずに静かに帰って行ったが、その女性とはそれっきりになってしまった。
また、スパン後にスパンの余韻に浸ろうと女性の体をベタベタと触りまくっていたら、「うっとおしい!」とみぞおちにヒジテツを食らった事もある。
このブログで書いている事は、様々な経験から得た事を自らの教訓としており、それを書いているに過ぎない。
必要に応じて利用し、楽しんで頂ければ幸いだ。

フリースパンへの扉を開く鍵は、後戯にあるのだ。

一戦を終えて、アンはまたもやぐったりしている。

心配して顔を覗き込むと、「あなたのスパンでフィニッシュし過ぎただけよ」という。
まだそんなに経験のなかった俺からしてみれば、何だか嬉しい言葉だった。
えも言われぬ達成感に包まれた俺は、女性が気持ち良くなる事で得られる気持ち良さというものが存在する事に気付いた。

精神的に満たされたスパンであり、またお互いの肉体が快感を求めるように変化していく様を感じる事が出来るスパンが、つまり良いスパンなのだと知ったのだ。
女性は精神面での満足感を求める比重が高いのは既出の通りだが、男性にも少なからずその要素は存在する。
女性は精神面での満足度が全体の6〜8割を占めるだろうが、男性は真逆で肉体的な快感による満足度が6〜8割ではないだろうか。

しかし、男女どちらにしてもバランスが悪いと満足感は得られない。
男女共に満足感を得られるスパンこそ、最高のスパンスパンでである「ザ・スパン オブ スパンズ(SoS)」と呼べるものではないだろうか。

それまでにもSoSは経験していたのかも知れないが、自分の中でどのようにしてSoSを経験出来るのかを初めて知った瞬間だったのかもしれない。
もちろん、その精度を高めていった過程は忘れもしない。
その話はまた後日になるだろうが、俺が女性を気持ち良くさせる事の楽しみを教えてくれた女性がいた事だけは先に伝えておこう。

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