2月の訪タイを終え、改めてスパン指数について考察してみたいと思う。

■スパン指数考察対象国
 1.タイ
 2.マカオ
 3.中国
 4.台湾
 5.香港
 6.日本

これらの中で、物価が最も安いと思われるのは、やはりタイだ。
タイは人口6,600万人程度で、大国と発展途上国の中間的な存在だ。
インフラ面などもここ数年でようやく整い始めてはいるものの、先進国に追いつけ追い越せというどこかの国に見られるような必死さは無い。
タイ人独特の宗教観と文化によって守られた特有の混沌がそこにあり、広く外国人を受け入れる風土とその外国人達を引きつける風俗産業などによって、他の国友比較し難い独特の雰囲気が、タイにはある。
GDPは5,386億ドル(2009年,Wikipediaより)と、1/9程度の人口しかいない香港の倍ほどしか無いものの、人々は自らが貧しい環境にあってもさらに貧しい者を見かけると自信の財産の一部を分け与える。宗教観から来る「タンブン」と言われる行為だが、本来の意味は「徳を積み、来世でより恵まれた人生が送れるように」と願っての行為だ。
このような行為に支えられてか、人々は皆心優しく、温かい。

また、国民性からか金銭感覚がちょっと緩いと感じられる事も多く、大きく出世してお金を稼いでやろうなどと考える野心家は稀だ。
そのせいか、街の至る所で小さな商店や料理店が立ち並び、それらの価格はとても安い。
そうして安いものがどこでも手に入る環境が整っているからこそ、人々の野心もそれほど燃え上がらず、「これぐらいでいいや」という気持ちにさせている。

そうした緩い感覚の国でも、少なからずストレスはある。
タイは南国、とにかく暑い。
夜遊び専門の私はさほど関係ないのだが、時折気まぐれで寺院などに参ると数時間の事だが太陽の熱に焼かれ死にそうになる。
タイ人が常温の水でシャワーを浴びる理由は、ここにあるのだろう。

次のストレスは、渋滞だ。
エロしか興味の無い私は、バンコクから滅多な事では動かない。
過去には、遠方に観光へ出かけた事もあったが、そんなものは年老いてからでも十分出来るので後回しにする事にしている。
エロの街、性都バンコクの中心と言えばスクンビット通りだが、この道は常に渋滞が発生しており、車で迷い込んでしまうと全く動けずにストレスが溜まって来るだろう。
溜まるのは別のタンクだけにしておいた方がいい。

他にもプチボッタなどの小さいストレスはあるが、どうでも良いレベルなので楽しく過ごす為にある程度の事は「タンブン」だと思って気持ちよく渡してしまう方がいいだろう。
この街で数十円〜数百円の事を気にしていると、常にイライラし続ける事になるので頭を切り替えて臨んだ方が良い結果となるだろう。

さて、いよいよ本題だ。
性都バンコクと呼ばれるだけあって、ここはエロのバリエーションが広く、値段も他の国に比べると安価だ。
このような恵まれた環境にありながら、ここでエロを楽しまずに過ごせる男がいたら、よほどの潔癖性か変わり者だろうと勝手に判断を下すが、ハマり過ぎて人生を狂わせる御仁よりはよほど利口と言えるかも知れないので、どちらの道を選択されるかは個人の意思を尊重したい。

昨年半ば当たりから、バンコクのゴーゴーバーにおいて価格改定が行われていた。
ペイバー(嬢を連れ出す事)してロング(嬢を一晩付き合わせる)を希望した際の平均価格が4,000THBだったのが、いつの間にか4,500THBへと値上がりした。
為替の問題で日本から来ていた御仁にはさほど大きな問題では無かったはずだが、ここのところの円安局面においては、この価格差が脅威に感じる御仁も多いはずだ。
1THB = 3.128JPY、つまり1バーツが3円ちょっとというレートだが、これまで為替の関係で1万円程度だったロングスパン料金が14,000円程度にまで値上がりしたという事になる。

しかし、それでも他国と比較するとべらぼうに安い。
ロング料金とは、「朝まで一緒にいてくれる料金」だ。
他国ではそもそもその手のオプションは存在しないばかりか、直接嬢と交渉したりすると料金表が無い為に10万円程度の金額を提示される事もある。
しかも、このロングというシステムは「疑似恋愛の入り口」でもあり、店を出る際に私服に着替えるゴーゴー嬢とバンコクの街を一緒に巡り、食事し、酒を飲み、最後には自分の部屋で思う存分スパンスパン出来るという、疑似恋愛スパン幸福度的に最高点がつく「一夜限りの恋人」契約の料金なのだ。

それを「500THBも上がった」などと言ってはならない。
むしろ、それまでが安過ぎたのだと考え、笑顔で接し、楽しい時間が過ごせたと感じたらチップを上乗せしてあげよう。
仮に総額5,000THBを嬢に渡したとしても、夜11時から翌朝の9時まで一緒に過ごせた場合には1時間500THB(1,500円程度)でしかない。
比較的時間的余裕のあるマカオ屈指のダーリンスパをもってしても、1時間あたり530HKD(6,000円程度)は必要になる。加えて言うと、ダーリンでは制限時間90分と定められている上に外に出て云々というサービスは一切無い為、疑似恋愛を楽しむ前にスパンを優先せざるを得ない。
総額で考えても、タイのロング料金はマカオサウナの1回分よりはるかに安いのだ。

そして、タイはさらに発展の余地があるが、私にとってはここから先が何よりも楽しい。
私はこれまでに数々の試みを行って来たが、最終的な結論は「いい人になる事」だ。
これは「金払いが良い」、「チップを弾む」といった類いの、いわゆる「タイ人にとってのいい人」という事ではない。
かいつまんで言えば、「モテる為に必要な事を惜しげも無く投入する」という事に他ならない。
一度しか来ないから好きなように楽しむんだ!という考え方も、もちろん悪くないし、一般的にはそちらの考えの方が多い事だろう。
しかし、「右に同じ」ではゴーゴー嬢達からも「ただの客」としてしか見られないので、その先の何かに触れる事は出来ないので、それはそれで割り切って遊ぶしかない。

発展すると、ナナプラザ、ソイカウボーイ、タニヤ、パッポン、ラチャダーなどのエリアではない、ローカルの生活に触れる事が出来る。
これはどこの国でも同じように秘めている可能性だが、一番発展させやすいのがタイだ。
タイで発展させられない御仁は、他の国ではマカオぐらいしか選択肢がないのではないだろうか。

私の独断と偏見で決定するスパン指数は、このような見えない要素への加点が大きい為、他の方が見ると違った印象を受けられるかも知れないが、その辺の判断は個人の感覚にお任せする。

ここに、タイを2013年スパン指数1位として認定する。

■2013年スパン指数順位
 1位: タイ





2位以下については、また時間を見つけて考察をしてゆくことにしよう。
それから、直接の関係はないが、今年はスパン回数のカウントを適当にする事にした。
200回を目指す必要も無いし、放っておいてもスパンスパンしているだろうから、3年連続年間200スパンを超えたという事を一つに区切りに、以降は回数に拘るのをやめる。

以下の数字はざっくりとした感覚だ。


2013年累計スパン結果: 35ぐらい (2013/2/17)