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スパン指数考察2013年度版-台湾

■スパン指数考察対象国
 1.タイ
 2.マカオ
 3.中国
 4.台湾
 5.香港
 6.日本



部屋に入るなり、案内してくれたマッサージ嬢が後ろから抱きついてきたのだ。
この瞬間、俺は期待以上の出来事に正直驚きを隠せないでいた。
この嬢はつい先ほどまで普通のマッサージ嬢だったはずだが、あまりの急激な変化に裏読みをせずにはいられない心理状態へと追い込まれた俺の心臓はその鼓動も速まり、その場に立ち尽くして動く事が出来なかった。

そんな俺の心理状況など意に介さず、嬢は俺の背中に顔を寄せて、静かにしている。
この間、現実の時間にすればわずか数秒の出来事だっただろうが、俺にとってみればそれはとてつもなく長く、江川達也が描く東京大学物語の主人公のように、俺の思考回路はブースト状態となり、通常の数倍の速さで思考を巡らせたのだ。
そして、その果てに一つの結果が導かれた。

「行くしかない」

そう決断した瞬間に、俺の心臓の鼓動は落ち着きを取り戻す。
薄暗い部屋の中が、ふと明るくなったような錯覚に見舞われると、俺の前にスパンの神様が舞い降り、俺に「行け」と言っていた。

全てが俺のスパンを後押ししている。
ここで行かない男は、スパン侍としての資格を失い、たちまち不適格者の烙印を押されてしまうだろう。
俺は静かに上の手を取りながら振り返る。
そのまま優しく抱きしめると、嬢は俺の腕の中で静かに目を閉じた。

俺はそのサインを見逃さない。
怪盗ルパンの如き鮮やかさで嬢の唇を奪うと、この瞬間に嬢のスイッチが入る。

軽く触れている程度だった唇の感触が強く変化し、嬢の舌がまるで意思を持っているかのように俺の舌を求めてきた。
まさに餓えた獣の如く、お互いの舌が相手を求め合うように唇を重ねていると、鞘に収まっていた俺の刀が早く抜いてくれと言わんばかりに主張を始める。
経験を重ねる度に相手を惹きつける力を持つようになった俺の妖刀は、自然と嬢の手を引き寄せていた。
ズボン越しに伝わる嬢の温かい指先の感触に、俺の妖刀はドクンと鼓動を打つ。

その鼓動を指先で感じた嬢は、口元に微かな笑みを浮かべながら、さらに滑らかに指を滑らせた。
その動きに呼応するかの如く、俺の指先は嬢の背中をゆっくりと這い上がり、静かに嬢の感情を高めていく。
お互いの気持ちが明確にシンクロし、ゆっくりながらも着実にスパンの扉を開いていく。


俺の両手が嬢の腰からシャツの中へ入ろうとした刹那に、嬢の指先が俺のズボンのファスナーに手をかけた。



地球の歩き方 台湾
2014年度版



2013年累計スパン結果: 88スパン (2013/5/29)