【中国武漢編~第二章 その34~】 引退宣言・・・か?
俺の技が通じないなんて・・・・
いよいよ引退を考える時が来たか・・・

と、某有名歌手のようにポンチをステージに置いて立ち去ろうかと考えた時に、あることに気付いた。

嬢がシーツを力いっぱい握りしめていたのだ。

喘ぎ声の変化こそ見せなかったものの、嬢は確実に感じていた。
そして、一切の変化を見せないものの、もしかしたら絶頂に達していたのかも知れない。
消し飛びかけていた俺の自信が、またムクムクと大きく育ち、俺の腰の動きを加速させる。
アーハッ、アーハッ
堪らず嬢が顔を上げて、大きな声を上げながら俺の体を掴む。
ここが攻め時と悟った俺は、最後のフィニッシュに向けてスパートをかける。
っららぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
アーハッ、アーハッ
アーハッ、アーハッ
アーハッ、アーハッ
どぴゅ
こうして、武漢での初戦が終了した。
渾身のスパンボルケーノを繰り出して消耗しきっている俺に構う事なく、嬢はスタスタとシャワールームへと歩き、一人でシャワーを浴び始めた。
2016年累計スパン結果: 131スパン(2016/5/25)
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