【中国武漢編~第二章 その61~】 かわいい声の主は?
案内された部屋は、ちょっと狭いホテルの一室のようになっており、シャワーブースとベッドが備えられている。
・・・すわ!?スパン仕様ではないか!?( ゚Д゚)
まさかの展開に、俺の胸の鼓動が速くなる。
ドクドクドク・・・・
全身に血が巡り、そして勃起した。

部屋の造りだけでその先の展開に期待しすぎてしまい、思わず勃起してしまうという変態の極みにいる俺である。
そのうちに妄想だけで射精出来るような技を体得してしまうんじゃないかと思うが、こないだそんな「ノーハンドオナニー」を得意とするAV女優がいるという話を聞いた。(※この時点では全く無関係である。)
そんなこんなでシャワーを浴びて待つように指示され、俺は期待を込めて入念にポンチを洗い、着替えの寝間着みたいなものを置かれているにも関わらず、腰にタオルを巻いただけの状態で部屋の中央に仁王立ちしてマッサージ嬢がやってくるのを待っていた。
コンコンコン・・・ニーハオ(^^)/
ドアの向こうからかわいい声が聞こえる。
その声に敏感に反応する俺のポンチ。
は、はいっ!!(上ずった声)
・・・入ってもいいですか?
返事をしたつもりだったが、俺のポンチがピクピクと動いただけで、実際に声が出ていなかったようだ。
「・・・ニーハオ?」と遠慮がちにマッサージ嬢が静かにドアを開ける。
かわいい声に期待していた俺のポンチが急に下を向き、地中に埋まった地雷を探す地雷探知機のように地面をサーチし始めた。(※実際にはそんなに長くない。)
そう、かわいかったのは声だけだったのだ。
ドアを開けて「こんばんは」と顔を出したのは、関取の髷のように頭のてっぺんで髪をまとめ、細長い目をした嬢で、とりあえず便宜上「関取」と呼称しても問題がなさそうな容姿である。


関取は部屋に入るなり目に飛び込んできた俺の腰タオル姿に爆笑し、「もうそのままでいいからベッドにうつぶせになれ」とぶっきらぼうに言い放った。
ウケたからいいか、と俺は変に納得したものの、「最後の最後に関取と一戦を交えなければならないのか?」ともやもやした気分でうつぶせになり、関取の力強いマッサージをおとなしく受け始めた。

2016年累計スパン結果: 235スパン(2016/9/13)
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