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マカオへ行きまする(玉砕覚悟) - その5

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前回までクダリはこの回を読み直して欲しい。
 



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■マカオへ行きまする(玉砕覚悟)



■マカオへ行きまする(玉砕覚悟) - その2


 
■マカオへ行きまする(玉砕覚悟) - その3



■マカオへ行きまする(玉砕覚悟) - その4











俺はコーヒーをすすり、釜は俺の対面にドカッと腰かけている。










正直言って話すことなど何もないのだが、さらっと逃げるにもある程度の会話があってからの方が穏便に済ませられると信じ、俺は釜に対してのインタビューを開始した。








俺: あなたはトランスジェンダーなの?







いきなり直球ドストライクを投げ込んだ。

これはもう分かり切っている「釜」という事を敢えて確認し、その後に言葉を続ける為だった。









釜: そうよ。








質問に少し驚いた表情だったが、一息ついてから釜は短く答えた。















俺: トランスジェンダーの知り合いは何人かいるけど、もう長いの?











理解があるという意思を込めての質問を続ける。

トランスジェンダーの知り合いとは、つまりタイのオカマちゃん達だったりするのだが、俺は釜そのものに偏見は無い。




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ただ俺にとって釜とスパンするよりも女性とスパンするほうが良い、というただそれだけの評価である。

















釜: そうね、手術したのはそんなに昔じゃないけど。









釜が言葉を続ける。











釜: 彼氏もいたわ。でも彼は私の仕事を理解してくれなかった。











彼氏のことなどどうでもいいのだが、せっかく向こうから話し始めたので少し引き出してみようと話を続ける事にした。









俺: 仕事って今の仕事(売春)の事だよね?普通の人はなかなか理解しがたいと思うけど、そのことで彼と喧嘩したの?












釜: そう、 彼は私がこの仕事をするのが嫌で、私と別れたの。











俺: いつからこの仕事してるの?










釜: 2年前ぐらいからね。その彼と別れたのは1年半ぐらいだったわ。この仕事をしてるって打ち明けた時に怒って、そのまま別れたの。









俺: お客さんは何人が多いの?日本人は来る?









釜: 日本人とはした事無いわ。ほとんどが中国人よ。中国人は背が高い女性が好きでしょ、だから私の事も好きみたい。










俺: (内心、女性とは違うだろとツッコミながら)相手はトランスジェンダーって事を知ってて来てるのかな? 










釜: さぁ、それは分からないわ。だって私はもう女だもの。










というところで、続いて今の彼氏について質問してみたところ、今の彼氏には嫌われるのが仕事の事は怖くて話せないという。















と、まぁどうでも良い事をダラダラと30分ぐらい聞いただろうか。










コーヒーがぬるくなったのと、トイレに行きたくなったので、俺は席を立ってトイレに向かった。

用を足して気持ちが落ち着いたところで、「もういいだろう」と席に戻ったら帰る流れに持ち込もうと決めた。





席に戻って、一旦は椅子に座る。

トレイに立つ際にテーブルの上に置いていったコーヒーには手を付けない。









何か盛られてたら、と考えるからである。









人を信用してないのではなく、リスクを懸念したからである。

会ってから30分ほどしか経過してないので、この時点においては信用出来る出来ないでは無く、「何かがあっては困る」という気持ちでその場に臨むのが正しいのだと俺は考える。

何かをする際には、退路まで考えて行動に移し、物事を収束させる時には最大限の注意を払いながらリスクを最小限にすべきである。













そんなわけで、コーヒーは飲まなかった。















そして、なんてことないやりとりの後に、俺は最後の一言を切り出した。










俺: 俺はトランスジェンダーとは友達になれるけど、セックスは出来ないから、今日はこれで帰るね。会って話せて良かったよ。ありがとう。










釜: そうね、分かったわ。ありがとう。











見事なまでのフィニッシュ。

向こうも言いたい事を言って、何かを吐き出せた事に一定の満足を得たのだろう。

金にはならなかったが、何も無いよりは良かったと思っているかも知れない。











本音はどうだか知らんが、俺は一刻も早くその場を離れようと考えた。

そしてそうこうしている内に店の従業員が怪訝な顔で2階へ上ってきて、こう言った。












従業員: 2階はクローズしているので、今すぐ出て行ってください。












俺は内心「てめぇ、もっと早く言いに来いよ!!」と思いながらも、待ってましたの助け舟が来たので、これを逃してなるものかと、釜に切り出した。










俺: じゃあ、そろそろ出ようか。









釜もすんなり立ち上がり、俺と釜はマクドを後にした。

もちろん、店を出る時も釜に向けられる視線は相当なものがあったが、俺はもう気にする事なく、扉を開けて外に出た。














外に出ると、店の前にプードルがノコノコとやってきた。



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かわいい。









と俺が思った瞬間、












キャーーーーー、キャワイイィィィーーーー!!!!











釜が叫んだ。


いや、かわいいよ、確かに。




でも、お前のその声でかわいいと言われても・・・と思っていたら、犬が後ずさりしていた。








デカい図体で正面から子犬に向かっていくと、当たり前だが犬もビビる。

しかし、釜に遠慮は無い。








ゲームセンターのクレーンゲームのような勢いで、片手一本のみを使って子犬のわき腹からすっと持ち上げ、ガッシリと抱きかかえた。








即座に飼い主が飛んでくる。








俺も隣でアタフタする。










が、釜はオカマい無し(お構いなし)だ。












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恐怖におびえる子犬をガシガシと撫でまわし、自己満足したところで子犬を解放した。

そして飼い主にウインクをして、その場を離れた。





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俺もその流れで、「じゃあ、俺はこっちだから」とあれこれ話が始まる前に釜と別れた。














そして、俺はやるせない気持ちを癒そうと、とあるサウナに向かうのであった。















続く











2015年累計スパン結果: 361スパン(2015/12/9)    

 

マカオへ行きまする(玉砕覚悟) - その4

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■マカオへ行きまする(玉砕覚悟)



■マカオへ行きまする(玉砕覚悟) - その2


 
■マカオへ行きまする(玉砕覚悟) - その3


















無事に伝説的な「マカオのオカマ」を達成した俺は、得も言われぬ満足感に浸りつつ、さっきまでそこにあったはずの恐怖心など忘れて釜と共にマクドナルドへ向かっていた。





関西人風に言うと「マクド」である。(※どうでもいい)








そのマクド はにぎやかなところから少し奥まったところに1分ほど入ったところにある為、何となくガラガラなイメージをしていたのだが、ところがどっこい店内すし詰め状態で見るからに満員御礼という具合である。

そして、マクドにありがちな「外壁が全部ガラス」という仕様の為、俺が釜と共にマクドへ近づき、ダウンライトに釜が照らされた瞬間に窓際に座っていたマクドの客が揃って俺達を凝視する。

目立つから仕方ないのだろうが、まず釜を見る。
そして、一瞬ギョッとした表情を浮かべた後に、 俺を見て「はは~ん」という表情を見せる。







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いや、俺の思い過ごしかも知れないのだが、その時はそうやって感じたのだ。














そして、店内へ通じるドアを開けて、













ごかいちょぉ~!!










御開帳である。

本来の意味では扉を開けてその中にある秘仏などを拝観させる、つまり観客に向けてその中にある珍しいもの・大事なものを公開するという意味ではあるが、この時は外側から観客のいるステージに殴り込み、無理やりに見せたので、御開帳とは言い難いのだが、まぁ気分的な問題だ。





予想通り、店内の視線が釜に集中する。









が、釜は微動だにしない。









釜として生きていくことを決めたあたりからそのような好奇の目で見られるのが当たり前になっているだろうことから、その視線をいちいち気にして生きてられないという事だろう。

というわけで、気にしていたのは俺一人だったという事が分かった。








となると、俺も開き直るべきだろう。












そして、俺はごく自然に友人と語り合うかのように釜との会話を楽しむ事にした。








俺: お腹空いてる?なんか食べる?









釜: ううん、お腹いっぱいだから大丈夫。席を探してくるわ。








俺: うん、ありがとう。俺はコーヒーを買ってくるよ。










こんな自然な会話で、釜は空席を探しに店内を歩き始めた。

しばらく目で追っていたが、やはり目立つ。

店内にいる客の99%が釜を目で追い、何か珍獣でも眺めているかのようにポカーンとしている。








まぁ、デカいからな。









そんな良く分からない理由をむりやりつけて、俺はコーヒーをオーダーして待つことに。

ちなみに、サイズはMサイズだ。



デカすぎると話を長引かせる事になるし、小さすぎると最初から時間をかける気が無いと悟られてしまう。
そんな超日本人的八方美人思考が働き、俺はMサイズを注文する事にした。










コーヒーが出てきたタイミングで、釜がこちらのノシノシ歩きながら、外人が「Why?」という時の肩をすくめる独特のポーズで首を横に振る。



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もちろん、かわいくもなんともない。




それに対して俺が困った表情を見せると、釜は何を思ったのか封鎖されている二階席への階段をズカズカと上り始め、上の様子を伺った後に「Come on!」と口パクで俺に伝えてきた。





さすが釜。





と妙なところで感心しながら、俺は釜の指示にしたがって電気が消されて真っ暗な二階席へと移動した。

本当は入っちゃダメなんだろうと思うが、出て行けと言われたらそれはそれで好都合なので利用しない手はない。











とか色々考えながら、釜とマンツーの時間が始まった。

しかし、それは会話というよりはインタビューに近かった。
















続く











2015年累計スパン結果: 360スパン(2015/12/9)    

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