【マカオ】 サウナ(G)の衝撃 - その9(完結)
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2015年:395スパン!
そして、引退へ。
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前回までクダリはこの回を読み直して欲しい。
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■マカオへ行きまする(玉砕覚悟)
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■【マカオ】 サウナ(G)の衝撃 - その7
■【マカオ】 サウナ(G)の衝撃 - その8
ワンモア?
俄然やる気を見せるハナコであった。
お互いにたった今猛烈なスパンを終えてシャワーを浴びてスッキリしたばかりである。
が、ハナコはもう一戦を求めてきた。
これでこそ、ベト嬢。
俺が愛してやまないセックス・モンスターである。
これが中国嬢だったならば、シャワーから出て来て裸でベッドに腰かけただけで、「何してんの?服着て。」ととっとと部屋から出るように促される事でしょう。
なぜこんなに違うのか。
国民性と一言で言ってしまえばそれまでなのだが、やはりベトナム嬢は遠くマカオまで出稼ぎに来ているのでリピーターを獲得したいという思いが強いのではないだろうか。
中国嬢も同じ理由だが、その辺の責任感の強さには大きな差があると感じており、中国嬢はいざとなったらいつでも実家に帰って他の仕事をする、または国内で稼ぐ道を探すという気持ちがあるのだろうが、ベト嬢は「不退転の決意」をもって勤務しており、その為には少しでも良いサービスで顧客を迎えて再度指名をもらう事を念頭に置いて仕事に従事している。
背負うものが大きいからだ。
中国嬢も背負ってきているが、ベト嬢の方が背負うものが大きいような気がする。
俺がこれまでに触れ合ってきたベト嬢達は、親しくなると自分の故郷の話をしてくれるようになるのだが、話を聞いていると彼女たちの置かれている境遇やそれを支えようとする気持ちの強さに頭が下がる。
自分の稼ぎが家族数人、下手をすると7~8人の生活を支えており、自らが長女だった場合には弟や妹が大学まで行けるようにと学費を稼ぐ事までを目標として仕事に就いている。
20歳そこそこの小娘が、だ。

それと単純に日本の状況を比較するような事は出来ないが、俺は彼女たちの強い気持ちと責任感を尊敬し、一緒に遊びに行くようなことがあれば食事代や飲み代などは俺が負担するようにしている。
もちろん大した額ではないのだが、彼女たちのすべてを面倒見れるわけではないものの、せめてそれで彼女たちが一日でも早く帰国出来るように、滞在中のストレスを発散する助けとなるようにと思いながら、俺は彼女たちと遊んでいる。
だから、俺は温かいハートを持つベト嬢達が大好きだ。
ハナコに関しては、正直そこまでの想いがあったのかどうかは分からない。
が、少なくとも俺ともう一回スパンをしたいと思ってくれた事に、まず俺は喜ばなくてはいけないし、感謝をしなくてはならない。
どこのサウナもそうだが、基本は1回1スパンであり、それ以上を求めると別途チップを払えと言われる事がある。
小さな感動を覚えながら、俺はハナコとの二回戦目を開始した。
内容は一回戦目とさほど変わらないが、お互いにシャワーを浴びたばかりなので、遠慮なく攻め合える、
くんずほぐれつ
という表現が正確かどうか自信が無いが、俺はハナコと汗まみれになりながらお互いの性器を舐め合い、そして合体した。
セックスはスポーツだ。

そんなことを言っていた人もいるが、俺とハナコのそれはスポーツではなく「格闘技」であった。
お互いがお互いを攻め続け、お互いを高め合っていく。
が、そこには「勝敗」は存在しない。
ただ一つの満足だけだ。
俺はハナコに何かを感じ、連絡先を聞いて再会を約束した。
- 完 -